【Raspberry Pi】初期セットアップ

Raspberry Pi

Raspberry Pi 最初にやることリスト

Raspberry Piを初期化した際などで必要な手順を記載する。

  • Raspbian OSの準備
  • SSH/VNC機能をON
  • OSやパッケージのアップデート
  • 便利機能のインストール
  • (Option) Caemra moduleの設定

すべての情報はいくらでも転がっているが、まとめておかなければ、忘れることも多いので備忘録として残す。

Raspbian OSの準備

この部分はよく記載され、更新がよくなされる部分だと思われることなので、参考サイトの提示にとどめる。

Raspberry Pi の SDカードの書込み by FabLabKannai
Raspberry Pi (以降ラズパイと記す) の勉強会の資料です。 この記事は Raspberry Pi 勉強会 の一部です。

SSH/VNC機能をON

  1. 起動後「Raspberryマーク」→「設定」→「Raspberry Piの設定」
  1. 「インターフェース」→「SSH」\「VNC」を「有効」にチェック→「OK」
  1. 再起動を実施

Raspberry pi 4 VNC接続後画面が出ない場合 <Cannot currently show the dekstop>

なぜかRaspberry Pi 4に接続しようとした際に「Cannot currently show the dekstop」と表示して画面表示が出ない事象が発生する。対策を以下に記載する。

以下設定後、再起動を実施すればVNC接続にて画面が表示できた。

  1. rasppi-configで設定画面を開く
$ sudo raspi-config
  1. 「7. Advanced Options」→「A5 Resolution」→「<必要に応じて設定>」
  1. 再起動

OSやパッケージのアップデート

ソフトウエアアップデート

以下Raspberry PiのOSの更新などを適用する。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade

ファームウェアアップデート

必要に応じて実施するのみとする。

Raspberry Piにおいて、ファームウェアアップデートは非推奨との記事を見るため、どうしても必要な機能がある場合のみ実施する。

少なからず現時点では、元からインストールされている安定版の利用で問題ないと思っているため、念のため手順のみ記載する。

$ sudo rpi-update
$ sudo reboot
  • rpi-updateのインストール(rpi-updateが無い場合)
$ sudo apt-get install rpi-update

便利機能のインストール

vimのインストール

Rasberry Piには、標準ではVim-tinyと呼ばれるvim軽量版が入っているので、これを削除して、vimをインストールしたほうが便利そうだと思うので、これを実施する。

$ sudo apt-get --purge remove vim-common vim-tiny

続いてvimのインストール

$ sudo apt-get install vim

設定ファイルを変更(使いやすいように実施)

$ sudo vi /etc/vim/vimrc

** <vimrc> ** 

syntax on

set clipboard+=unnamed " Enable copy and paste from clipboard
set number             " Show the number in row
set cursorline         " Show line in current row
set autoindent         " Enable auto indent
set expandtab          " Change tab to space

(Option) Caemra moduleの設定

Cameraモジュールを買ったので、一応セットアップについて記載する。

Raspberry Pi カメラモジュール V2:

Raspberry Pi カメラモジュール V2.1
Raspberry Pi用の高精細ビデオカメラです。全てのモデルでお使いいただくことが可能です。旧版の500万画素から800万画素になりました。接続も専用ケーブル付きで簡単。露光制御、ホワイトバランス、輝度検出などの自動制御機能も備えており、Raspberry PiでのHDビデオや静止画の撮影に最適です。

Raspberry Pi PiNoir カメラモジュール V2:(買ったほう)

Raspberry Pi PiNoir カメラモジュール V2.1
Raspberry Pi用の赤外線感応高精細ビデオカメラです。旧版の500万画素から800万画素になりました。通常のカメラモジュールと同じ性能ですが、赤外線カットフィルタが搭載されていません。したがって、照明用の赤外線LEDと併用することにより、暗闇での写真および動画撮影が可能です。

参考サイト:

Raspberry Piとカメラモジュールを接続する | パソコン工房 NEXMAG
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)と組み合わせてカメラモジュールや、音声取り込みに使用するマイク、Raspberry Piに時間を保持しておくことができるようになるRTCモジュールを実際に接続して使用するための手順をご紹介します。
https://projects.raspberrypi.org/en/projects/getting-started-with-picamera

カメラモジュール取り付け図は今度記載する(写真の撮り忘れ)

確認のため以下のコマンドで確認

$ vcgencmd get_camera

supported=1 detected=1 # <- 表示されたらOK
supported=0 detected=0 # <- 表示されたらうまく刺さっていないか?

次にカメラを実際にとってみる。

$ raspistill -o Desktop/image.jpg

デスクトップ上でファイルが配置され、image.jpgを開いて画像がとれていればOK

Noir Camera だからか赤っぽくなってしまっている?
電源赤LEDを遮蔽してみた後の画像

Noirカメラなので、赤色にセンシティブになっている印象。

Rasberry Piの赤色電源LEDに感化されて赤っぽくなった模様。