The Boss とは?
概要
プレイヤー人数:2-6人(2-4人バージョンもあり) (おすすめ:3-5人)
プレイ時間:40分
概要:
The Bossのボードゲームのテーマは、各地の地域カードにマフィアを派遣してカネ(勝利点)を回収してくるゲームです。
でも、マフィアを派遣するには気を付けてください。
地域カードでの報酬には、金があるのか、それともマフィアの動きを封じるものがあるのか、すぐにはわかりません。
情報は皆さんのターンで出される一枚ずつの手札次第で、相手が情報として何を隠し持っているか推測し、利益を最大化するために時には賭けに出る必要もあります。
ここがPoint!
- ギャング構成員を出すタイミングを見極めろ
- 情報が出てきてから熾烈な読みあいになる
- 賭けに出てはったりを入れ込め
プレイ感想
パッケージは小さいものでありつつ雰囲気がいいつくりである。
構成員コマが本当は人型コマがいいとおもったが、ある種構成員も「コマ」扱いと思えば、別に人型コマでなくてもいい気がする。
BGA(ボードゲームアリーナ)でのゲームと実物のカードやコマに違いはなく、すんなり受け入れられるだろう。
ちなみに、パッケージには2-4人用のパッケージと2-6人用のパッケージが存在する。拡張セットも以前は存在したらしい。(絶版と聞いている。)
2-6人用の違いは、都市カードが追加で一枚入っていることと、6人で遊ぶときに3人vs3人で協力対戦となることがルールの違いとなっている。5人までは通常通り、4人ルールの流れと違いは少ない。6人は協力対戦となるので、6人まで同様なルールでできるわけではないので、そこは注意してほしい。
今となっては手に入りにくい?ように思うので、もしBGAなどでプレイして気に入ったら、手に取ってほしいゲームの一つである。
5人プレイ場合
●思考時間の話
5人プレイで、5ラウンドすると非常に長い時間がかかった私を除いて他プレイヤーは30分ほどずつ悩んでいた結果だった。(私だ長考しすぎて1時間…申し訳ない)
どのゲームでもいえるが、慣れてくることや、自分の情報だけで勝とうする場合は時間はかからない印象。ただし見知った中の人間でやればやるほど勘繰りが生じてしまうので、ついつい思考時間が長めになる印象。
●ゲーム版の動き
5人の場合「Chicago」がいい動きをするゲームだなと思いました。ラウンドごとに「NewYork」の隣にあった「Chicago」が「Boston」→「Detroit」→「KansasCity」→「Cincinnati」の隣へど移動するため、「Chicago」が良い争いになる。大量の点数になるように調節されるかあまりよくない点数で終わるかは手札の出され次第だが、県政にはなるので、別の地域カードにとりあえず一コマおいて「Chicago」に置くための布石にする、が流行っていた。
●上記ゲームでの話
上記画面のゲームでは、私が青色プレイヤー。「Chicago」の得点を伸ばすことと、トップ(赤色)の点数を抑えることが目標になっていた。ただし、結果的にはそのどちらもうまくいかなかったことが敗因となった。
「Chicago」の点数が自分の手札での出し方で弱くなってしまったし、最終ラウンドにまで情報を隠し持ったせいでいろいな地域に他プレイヤーへ希望を持たせてしまったため、分散配置されてしまい、トップ(赤色)から点数を奪うことにつながらなかった。
「Philadelphia」のカードを二つとも持っていたのに、有効活用できず。残念です。
2人プレイの場合
●思考時間の話
なかなか二人でも十分なジレンマを感じつつできるゲームだと思った。うえ、悩む時間が二人だけなので、時間短縮にはなった。ちょっと遊ぶでも30分くらいで十分楽しめるゲームでした。
●ゲーム盤面の話
Chicagoの都市カードが途中で止まってしまうため3ゲーム目以降は目新しさはない。また、どのプレイヤー人数でもあとにコマを出せれば有利になりやすく、オールインで勝ちに行くこともできてしまう。ただし二人プレイの場合手札次第で他の場所にバラけて点数が取られてしまう恐れもありオールインでの勝ちが難しいとも思った。
●おすすめは人数は?
ただ、2人でもできるが、盤面が変化しゲーム内容も変わるという意味では、3人以上をいたほうがいいかなと思います。